なにより映画

新作、旧作を問わずに映画の感想を書き留めていきます。

『イコライザー』

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タイトル

イコライザー

 

原題

Equalizer

 

製作国

アメリカ

 

上映時間

131分

 

製作年

2014

 

日本公開日

2014.10.25

 

監督

アントワーン・フークア

 

出演者

デンゼル・ワシントン

マートン・ソーカス

クロエ・グレース・モレッツ

 

あらすじ

ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦(しょうふ)、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。

 *1

 

予告編


映画『イコライザー』予告編 2014年10月25日(土)公開 - YouTube

 

感想

池袋の新文芸坐にて鑑賞。

公開時に見逃していたのでソフト化直前のタイミングに観てきました。

 

結論から言うと、最高のアクション映画の1つでした!

劇場で観てよかった。

 

こういったアクション映画で特に大切なのは主人公が魅力的であるかどうかです。観てて「あ、こいつ無敵だ」っていう印象を与えます。系統としては『96時間』リーアム・ニーソンと『沈黙』シリーズのスティーブン・セガールが近いですね。

 序盤はただのホームセンターで働く普通の店員としての日常生活が描かれて、同僚に助言したりジョークで場をなぐさめる善人ぶりが描かれます。

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 うん。優しそうです。

対して敵に遭遇したときは。。

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めちゃくちゃ怖い。

その場にあるものを利用して戦う姿は圧巻です。ワインオープナー、ショットグラスなど。まず敵に「俺に手を出したらやばいけど平気?」みたいなチャンスを与えたり、倒した敵に捨て台詞を吐くのも渋くてよかった。かっこいい以上に強すぎて怖い。戦っているときのロバートは目に生気がなくて感情のないロボットのよう。

たしかに敵に回したくない人だけど決して人殺しの狂人でなくて、揺るぎない正義の心を持っている人です。それは何回か登場する台詞「do the right thing」(正しいことをしろ)に表れてます。それがラストシーンにも繋がっていきます。

ネックは上映時間をもう少しコンパクトにして欲しかったのと、クロエ・グレース・モレッツがあまり可愛く撮られてなかったこと。

 

アクション映画好き、スカッとしたい人におすすめです!

 

本作は当初『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督予定だったらしい。そっちも見てみたかったです。

 

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